5/3(日) BBQパーティー・野良仕事|明石 放課後等デイサービス エールサポートクラブ

ゴールデンウィーク中の5月3日は、のら仕事の後に畑で、BBQパーティーをしました。
天気にも恵まれて、暑いと言うほどでもなく屋外で過ごすにはうってつけの気候でした。
今回は平日メンバーも特別参加してくれました。
初めての畑でも指示を聞いて、張り切って作業にあたっています。
米ぬかと肥料をまいて、土を耕し、除草も行います。
野良仕事では、自分の目で見て、手先を使い、実際に体を動かして身体の協調性を養っていきます。
畑ではいろいろな発見があります。
先週はまだ青かったイチゴも一週間のうちにキレイな赤色に。
みんなでイチゴ狩りをさせていただきました。
のら仕事を頑張った後は、畑の一角をお借りしてBBQパーティーをさせていただきました。
ブロックでコンロを作り、うちわで一生懸命あおいで火おこし。
包丁で野菜を切ることにもチャレンジしました。職員が横についてアドバイス。
「あつい~」と炭火の熱に音をあげそうになりながらも、
「自分でしたいと言ったんだから最後まで」と、責任をもって火おこしを頑張ってもらいました。
青空の下、みんなでワイワイと食べるBBQは格別な味です。
「エールに来てよかったなー!」「ほんまに!」と嬉しい言葉が小学生から。
野外で活動的に過ごして、ひとつでも多く、仲間との関わりを持っていってもらえたらと思います。
お肉、ソーセージ、野菜、ポテトサラダ、焼きマシュマロなどでお腹いっぱいになって、元気に走り回る子どもたち。
お土産は自分たちで摘み取ったイチゴです。
「子供の生活力に関する実態調査」について
「子どもの生活力」の調査がされたそうです。ニュースなどにも取り上げられておりましたので、ご覧になられた方もおありかと思いますが、なかなか興味深い結果でしたので、記事を貼らせていただきます。
勉強以外に体験活動の子、生活スキル高い傾向
自然の中での遊びや地域行事への参加など、勉強以外に様々な体験活動をしている子どもほど、コミュニケーションの力やマナー、課題解決力などの「生活スキル(技能)」が高い傾向にあることが、国立青少年教育振興機構が1日公表した調査結果でわかった。
調査は2012年9~10月に行い、全国の小学4~6年生とその保護者、中学2年、高校2年の生徒計約2万5000人が回答した。児童生徒には学校や家庭での生活、保護者には子どもとの接し方などを聞き、友人との関係づくりや規則正しい生活、目標達成に向けて努力するなどの「生活スキル」がどの程度身に付いているかを分析した。
その結果、保護者が勉強以外の様々な体験を重視しているほど、生活スキルは高い傾向にあった。普段から地域行事に参加している小中高校生の場合、コミュニケーション力が高いとされた子は約4割を占め、参加していない場合は約2割にとどまった。山や川など自然の中での遊びをしている小中高生のうち、約3割は健康管理や基本的な家事などのスキルが高いとされたが、こうした遊びをしていない子では2割未満だった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150502-OYT1T50022.html
「子供の生活力に関する実態調査」報告書
http://www.niye.go.jp/kenkyu_houkoku/contents/detail/i/96/
エールサポートクラブは「10年後の自立」ということを考えて活動しています。
子どもたちが将来、「自分の生活を主体的に営める」ように、必要な力を養ってもらう場として、勉強以外の実体験を積むことを大切にして、「のら仕事」「やま仕事」「イベント」また「日々の放課後活動」を行っています。
テストの点数のように数字では表しにくいためか、見逃しがちになりますが、「自立したひと」となるために求められる「生活力」が身についているのかということを、子どもたちと関わりを持つ大人はしっかりと見ていかなければならないと感じます。